フランス人オーナーのために製作されたTriumph Bonnevilleカスタム

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スペインを拠点とするカスタムビルダーTamarit Motorcyclesが、フランス人オーナーのために製作したTriumph Bonneville T120のカスタムバイク「First」が公開されました。200台を超えるTriumphベースのプロジェクトを手がけてきたTamaritならではの個性的なスタイルと、オーナーの要望を反映したブラットスタイルが融合した一台です。

オーナーの要望を形にしたビルド153号機

このプロジェクトは、Tamarit Motorcyclesのビルド番号153として製作され、「First」と名付けられました。依頼主であるフランス人オーナーのPatrick氏は、カタログから選ぶような既製品やコピーペーストのようなカスタムではなく、自分だけのパーソナルなマシンを求めていました。また、オーナーのアイデアを真摯に受け止め、それを確実に形にしてくれるビルダーを探していたのです。 Tamarit Motorcyclesはスペインの工房から、これまでに200台以上のTriumphベースのカスタムバイクを世に送り出してきました。彼らの強みは、同じ手法を繰り返すのではなく、それぞれのプロジェクトに独自性を持たせながらも、ひと目でTamaritの作品だと分かる一貫したスタイルを確立している点にあります。 ベース車両となったT120は、信頼性の高いパラレルツインエンジンと現代的な電子制御システムを保持していますが、エンジンを取り囲むほぼすべてのパーツが再考され、新たなデザインへと生まれ変わりました。

ブラットとカフェレーサーが融合したスタイル

「First」の最大の特徴は、ブラットスタイルのプロポーションをベースにしながら、カフェレーサーの要素を適度に取り入れたバランス感覚です。Patrick氏はブラットスタイルの持つ少し無骨で実用的な雰囲気を望んでいましたが、Tamaritはそこに洗練されたカフェレーサーのエッセンスを加えることで、単なる流行を追うのではなく、機能的で目的を持ったルックスに仕上げています。 このアプローチにより、ストリートでの実用性を損なうことなく、視覚的なインパクトと個性を両立させることに成功しました。エンジン周辺のカスタマイズでは、T120が持つ現代的な性能と信頼性はそのままに、外観は完全にオリジナルへと変貌を遂げています。 Tamaritの手法は、ドナー車両の持つ本質的な良さを活かしながら、オーナーの個性とビルダーの美学を融合させる点にあります。「First」はまさにその哲学が体現された作品であり、Patrick氏の要望と200台以上の経験から培われたTamaritの技術が見事に結実した一台といえるでしょう。

まとめ

Tamarit Motorcyclesが手がけたTriumph Bonneville T120ベースのカスタムバイク「First」は、フランス人オーナーPatrick氏の個性とビルダーの経験が融合した作品です。ブラットスタイルをベースにカフェレーサーの要素を取り入れたデザインは、流行に流されない機能美を追求しています。200台を超えるTriumphカスタムの実績を持つTamaritならではの、オーナーの要望を確実に形にする姿勢が光る一台となっています。