Bring a Trailerにノーリザーブで出品された1981年式Honda CX500 Customは、HondaのユニークなミドルクラスVツインエンジンを土台に、本格的なカフェレーサーへと生まれ変わった一台です。2018年まで初期オーナーの手元にあった車両は、その後シャシー・ブレーキ・電装・ボディワークにわたる大規模なリビルドを経て、現在のスタイルへと仕上げられました。
詳細情報:スペックと背景
このHonda CX500 Customは、1981年式という希少なコンディションでありながら、長年にわたり同一オーナーが所有していたという来歴が特筆されます。2018年以降に実施されたリビルドでは、単なる外装変更にとどまらず、走行性能に直結するシャシーやブレーキシステムまで踏み込んだ改修が行われています。電装系統も現代的に見直されており、経年劣化によるトラブルを未然に防ぐ配慮がなされている点も評価できるポイントです。 CX500といえば、水冷Vツインエンジンをフロントに縦置きするという当時としては異例のレイアウトで知られるモデルです。この独特なメカニズムが、カフェレーサーカスタムのベースとしてどのように活かされているのかも本車両の見どころの一つといえるでしょう。
カスタムの見どころ・意義
本車両を象徴するのが、Airtech製レース用フェアリングとファイバーグラス製テールセクションの組み合わせです。往年のロードレーサーを彷彿とさせるシルエットは、CX500の武骨なVツインシルエットと絶妙にマッチしています。 燃料タンクにはBenelli Mojaveの1.75ガロン(約6.6リットル)スチール製タンクが採用されており、これによりコンパクトかつ軽量な車体バランスが実現されています。カラーリングはキャンディアップルレッドをベースに、シルバーのセンターストライプが配されており、クラシカルながらもスポーティな印象を強めています。 操作系にはクリップオンハンドルバーとリアセットコントロールが装備され、前傾姿勢を強いるライディングポジションが構築されています。さらにアルミ製フロントパーツの採用により、軽量化と剛性の両立が図られている点も、このカスタムの完成度の高さを物語っています。単なる外観の変更にとどまらず、走行性能とルックスの両面を高い次元でまとめ上げたビルドといえるでしょう。
まとめ
1981年式Honda CX500 Customは、オリジナルオーナーによる長期保有という希少な来歴と、その後の本格的なカフェレーサー化という2つの側面を併せ持つ一台です。Airtechフェアリングやファイバーグラステール、Benelli Mojave製燃料タンクなど、細部にまでこだわった仕様は、旧車ベースのカスタムを検討するライダーにとって大いに参考になるはずです。ノーリザーブでのオークション出品ということもあり、市場での評価にも注目が集まります。