Kid Custom Factoryが仕上げた1978年製Harley FXS Shovelheadチョッパー

AI generated

静岡県を拠点とするKid Custom Factoryの城戸慎太郎氏の作品が、再び世界的なカスタムバイクメディアの注目を集めています。今回紹介するのは、1978年製Harley-Davidson FXS Shovelheadをベースにした「Carrura」と名付けられたチョッパーです。約1年前に初めてBike EXIFで取り上げられた城戸氏の手仕事は、その独創的なスタイルと精緻な仕上がりで多くのカスタムバイクファンを魅了してきました。今作もその期待を裏切らない、唯一無二の存在感を放つ一台に仕上がっています。

70年代Shovelheadをベースにした本格チョッパー

ベース車両となったのは、1978年製のHarley-Davidson FXS Shovelheadです。Shovelheadエンジンは、そのシリンダーヘッドの形状がショベル(シャベル)に似ていることから名付けられた、1966年から1984年まで生産されたHarley-Davidsonの象徴的なエンジンです。FXSは当時のローライダーモデルで、チョッパーカスタムのベースとして高い人気を誇ります。 城戸氏は、このクラシックなShovelheadに対して大胆なチョッパースタイルを採用しました。フロントエンドには延長されたフォークを装着し、伝統的なチョッパーの美学を体現しています。フレームワークにも手が加えられ、シート位置やタンクの配置など、全体のプロポーションが綿密に計算されています。エンジンは丁寧にレストアされ、外装パーツはカスタムメイドまたは厳選されたアフターマーケットパーツで構成されています。タンクやフェンダーなどのメタルワークには城戸氏の職人技が光り、滑らかな曲面と鋭いラインが見事に調和しています。

Kid Custom Factoryのクラフトマンシップ

城戸氏の作品の特徴は、トラディショナルなチョッパースタイルを踏襲しながらも、現代的な解釈と日本人ならではの繊細さを加えている点にあります。「Carrura」という名前も、このバイクに込められた独自の世界観を象徴しています。 ペイントワークは控えめながらも洗練されており、クロームメッキとのコントラストが美しい仕上がりです。細部へのこだわりは徹底しており、ハンドルバー、ライト、シート、エキゾーストパイプに至るまで、すべてのパーツが全体のデザインコンセプトに統一されています。特にエンジン周りのメタルワークは、機能性と美しさを両立させた職人技の結晶と言えるでしょう。 Kid Custom Factoryは静岡県に工房を構え、一台一台のバイクに時間をかけて丁寧に向き合うスタイルで知られています。城戸氏の作品は国内のみならず、海外のカスタムバイクシーンでも高く評価されており、今回のBike EXIFでの再掲載も、その国際的な評価の高さを裏付けるものです。

まとめ

Kid Custom Factoryの城戸慎太郎氏が手がけた1978年製Harley-Davidson FXS Shovelheadベースのチョッパー「Carrura」は、アメリカンチョッパーの伝統と日本の職人技が見事に融合した作品です。延長フォークによるクラシックなチョッパースタイル、精緻なメタルワーク、そして全体を貫く統一されたデザインコンセプトは、城戸氏の卓越したクラフトマンシップを物語っています。静岡から世界へと発信される日本のカスタムバイク文化の質の高さを示す一台として、今後もKid Custom Factoryの動向に注目が集まることでしょう。