Revival Cyclesが手掛けたBMW R nineTカスタム「Bison」の魅力

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Revival Cycles BMW R nineT Bison

Revival CyclesはテキサスはオースティンのSTEVE CASSIDYとALAN STULBERGが率いる名門カスタムビルダーです。今回振り返るのは、同チームが手掛けたBMW R nineTベースのカスタムバイク「Bison」です。Bike EXIFの創設者Chris Hunterも「Über-cool(超クール)」と評した一台で、当時登場したばかりのR nineTというプラットフォームの可能性を一気に広げた作品として記憶されています。

BMW R nineTというベース車両

BMW R nineTは2014年に登場した水平対向エンジン搭載のネイキッドモデルで、クラシックな外観と現代的な走行性能を両立させた点が大きな特徴です。空冷の1170cc 2気筒ボクサーエンジンはBMWらしいトルク感を持ち、カスタムベースとしても扱いやすい設計となっています。発売当初から「カスタムしやすい素材」としてビルダーたちの注目を集めており、Revival Cyclesもいち早くそのポテンシャルに着目した一組です。フレーム剛性や足回りの基本性能が高いため、大胆な改造を施してもバランスを崩しにくい点がR nineTの強みといえます。

Bisonの見どころとカスタムの意義

Bisonと名付けられたこのR nineTカスタムは、無骨さと洗練さを同居させたデザインが最大の見どころです。Revival Cyclesらしい緻密な板金ワークによって、タンクからテールにかけての面構成が大きく変更されており、純正の面影を残しつつも全く新しいシルエットへと昇華されています。フェンダーレス化やシートカウルの再設計により、スリムで引き締まったリアビューを実現しているのも特徴です。 またマフラーやハンドル周り、フットペグ位置などのディテールにもビルダーのこだわりが詰まっており、単なる外装変更にとどまらない「乗り味」まで含めたトータルデザインが評価されています。こうしたアプローチは、BMWという欧州ブランドの高性能プラットフォームに、アメリカ発のカスタムシーンならではの美学を融合させた好例であり、R nineTというモデルがいかに多様な解釈を許容する素体であるかを証明した一台です。発表当時「Über-cool」という言葉で絶賛されたのも納得できる完成度といえるでしょう。

まとめ

Revival Cyclesが手掛けたBMW R nineTカスタム「Bison」は、登場したばかりの新型プラットフォームの可能性を広げた歴史的な一台です。緻密な板金ワークとトータルバランスを重視したデザインは、今なおカスタムシーンに影響を与え続けています。BMW R nineTというベース車両の懐の深さと、Revival Cyclesの技術力が融合した本作は、カスタムバイク史を語るうえで欠かせない存在です。